【写真あり】奈良県に「竹野内豊」「山田孝之」がやってきた!『唄う六人の女』監督、出演者が「イオンモール橿原」で舞台挨拶!

【写真あり】奈良県に「竹野内豊」「山田孝之」がやってきた!『唄う六人の女』監督、出演者が「TOHOシネマズ橿原」で舞台挨拶!

2023年10月29日(日)、映画『唄う六人の女』の公開記念舞台挨拶が奈良県橿原市にあるイオンモール橿原【TOHOシネマズ橿原】にて行われ、キャストの竹野内豊、山田孝之、武田玲奈、桃果、石橋義正監督が登壇した。

この映画は竹野内豊と山田孝之がダブル主演を務める映画。

内容は、美しくも奇妙な六人の女たちが住む森に迷い込んでしまった正反対な性格の二人の男。
本能で動く女たちの行動に翻弄されていくサスペンススリラー映画。

舞台挨拶内容

奈良で撮影のきっかけ

石橋監督は「関西のエリアを中心に撮影をしたいと思ってましたので、ロケ地を色々探しておりました。今回は奈良民族博物館が協力いただけるということで、最初はまさかと思いました。重要文化財で立派な建物で、そこが私としては一番ベストな間取りだったのですけど、快く了解していただけて本当にありがたいと思いました。今回、人工林ではなくて原生林で撮ることがものすごく大事な内容だったと思っていまして、それが実現できたことたくさん協力いただき、この映画が奇跡的に完成したと思っております。」

次にそれぞれの挨拶が行われた。

竹野内豊さん「映画の完成するまでに数年かかっているんですけれども、ようやく公開できて皆さんにお見せできる日を迎えられて本当に良かったなと思っております。」

山田孝之さん「いろんな方に観ていただいてるみたいで、本当にありがとうございます。」

桃果さん「本日はたくさんお越しいただき、ありがとうございます。」

武田玲奈さん「撮影していた奈良にこうやってもう一度来ることができて、非常に嬉しく思います。」

石橋義正監督「本作は奈良と京都でほとんどの撮影をさせてもらいました。久々に奈良に帰って来た感じがしています。京都出身なのですけど、関西で撮影できたことを嬉しく思っております。本日はどうもありがとうございます。」

思い出・撮影中のエピソード

竹野内さん「撮影は体力勝負で心身ともにエネルギーを使いますが、本当に楽しかった。撮影中は大変なことがあったのですけど、奈良に来ること自体が修学旅行以来なので観光できる時間はなかったのですが、改めて日本人としての精神性といいますか、何か忘れていたものを思い出させてくれるような素敵な町だなと思いました。」

山田さん「もちろん大変ではありましたけど、撮影が早く終わった時とかに結構ふらふらできるんですよね。見ていて楽しい。東京だと散歩したいとは思わないのですけど動物が好きなんで、公園に行けば鹿がいっぱいいるし座ってずっと鹿を見て可愛いな~と思ったり奈良のお野菜を食べようと思って近鉄奈良駅まで歩いて行ったりと、いろいろ行きました。楽しかったです。昨日も駅の近くふらふらしていました。」

武田さん「撮影の待ち時間、自然だらけで携帯の電波も届かないところだったので携帯も見ずにただ自然を見ながらぼ~っと過ごすというのが、なかなか都会の中では経験できないことですごい大事な貴重な時間だなと思いました。」

桃果さん「撮影のお休みの時に繁華街や奈良公園に一人で行ったりとか楽しんでいました。空気が綺麗だなと思ったし、街並みが素敵なんですよね。だから、撮影で行ってるんですけど、帰った時にリフレッシュできていたので、すごく良い時間でした。」

皆さんにとって、お気に入りのシーン

竹野内さん「人間の強欲なところなど、考えさせられるような。石橋監督が人間の姿というのを生き物として見事に対称的に描いて映し出してるのが印象的でした。」

山田さん「竹野内さんが蜜を舐めるシーンは、面白かったですね。同じ年で18から22年間ずっと仲良いんですけど、そんなお芝居をしてるのを見ると笑いがこらえられなくて、よく真面目にできるなと思って見てました。」と思い出し笑いをしながら話した。

武田さん「子どもとのシーンが多かったんですけど、女性たちは子どもと戯れる時も喋っちゃいけないし表情を作っちゃいけないんですけど、子どもが転びそうになった時など表情が思わず出そうになる瞬間が多くて、それを我慢することが大変でしたね。子どもと楽しく撮影できたのはお気に入りのシーンです。」

桃果さん「最後、泥んこになったシーンがあるんですけど、なかなかできないことだったので感情的には追い込まれたんですけど、個人的には楽しかったですね。」

石橋監督から最後にメッセージ

「この映画の最後のシーンでのセリフはすごく気持ちを込めたメッセージ。
守るのはこの森だけじゃなくて、我々が住むすぐ近くにある植物、生き物だったり地球全体だったり狭い世界から広い世界を我々は見ていかないといけないと思っております。この映画をきっかけに、何か自分達が生きるこの世界がこれからもずっと続くようにみんなで一緒に考えていくきっかけになれば良いなと思ってこの映画を作りました。もし何か心に引っかかるところがありましたら、ぜひ多くの方に時間がかかっても観ていただきたいので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。」

完成まで数年間もかけて奈良でも撮影された作品「唄う六人の女」は全国で公開中。

お話を実際に聞いて、どのような作品に仕上がっているのか。
映画好きな私はとても観たい作品である。奈良で撮影された映画作品を奈良に暮らす皆様にもぜひ観ていただき、監督やキャストの皆様の素晴らしい想いを感じてもらいたい。

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