「不測の事態で…」メッシらインテル・マイアミの中国ツアーが中止、首相の逝去が理由か

ツアー中止でメッシの貴重なプレー機会が失われた[写真:Getty Images]

インテル・マイアミは1日、今月予定されていた中国ツアーに関して中止になったことを発表した。

8度目のバロンドールを受賞したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシや元バルセロナのMFセルヒオ・ブスケッツ、DFジョルディ・アルバなどを擁し、デイビッド・ベッカム氏がオーナーを務めるインテル・マイアミ。メジャーリーグ・サッカー(MLS)のレギュラーシーズンでは低迷していた中でやや復調も、プレーオフ進出を逃していた。

そのインテル・マイアミは11月に中国へのツアーを行うことを発表。遠征先では中国スーパーリーグのクラブとの2試合が組まれ、青島海牛(5日)、成都蓉城(8日)と対戦する予定だった。

しかし、ツアーが迫る中で中止になることが決定。不測の事態だと説明した。

「ツアープロモーターのNSNは、中国における不測の事態により中国ツアーを中止することをインテル・マイアミCFに通告した」

「インテル・マイアミの野心は、世界中から集まった素晴らしいファンの前でプレーすることで、その世界的な活動範囲を拡大することに依然としてある」

「クラブはこの目標を達成するために、NSN との将来の機会を模索し続ける」

『ESPN』は、「李克強首相の逝去によりツアープロモーターのNSNが手を引いた」と報じており、これが「不測の事態」に当たるとしている。なお、以前からチケットの問題で中止される噂が流れていた。

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