ワールドシリーズMVPはシーガー 2度目の受賞は史上4人目の快挙

日本時間11月2日、レンジャーズが5対0でダイヤモンドバックスを破り、シリーズの対戦成績を4勝1敗として球団史上初のワールドシリーズ制覇を成し遂げた。シリーズMVPには5試合で3本塁打を放ったレンジャーズのコリー・シーガーが選出。シーガーはドジャース時代の2020年にもワールドシリーズMVPに輝いており、ワールドシリーズMVPを2度受賞した選手は、サンディ・コーファックス、ボブ・ギブソン、レジー・ジャクソンに続いて史上4人目となった。

シーガーはワールドシリーズ全5試合に出場して21打数6安打、打率.286、3本塁打、6打点、出塁率.375、長打率.762、OPS1.137を記録。シリーズ最初の3安打はいずれもホームランとなり、第1戦は2点ビハインドの9回裏に起死回生の同点2ラン、第3戦は3回表に1点を先制した直後、勝利を大きく手繰り寄せる2ラン、第4戦は2回表に一挙5得点のビッグイニングを締めくくる2ランを放った。

過去にワールドシリーズMVPを複数回受賞したのは、1963年と1965年のコーファックス(ドジャース)、1964年と1967年のギブソン(カージナルス)、そして1973年にアスレチックス、1977年にヤンキースで受賞したジャクソンの3人だけ。いずれもアメリカ野球殿堂入りを果たしている名選手であり、シーガーは自身2度目のワールドシリーズMVPを受賞し、殿堂入りのレジェンドたちの仲間入りを果たすことになった。

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