秋田市で住宅被害、竜巻か 由利本荘も、けが人なし

突風による被害を受けたとみられる建物=2日午後、秋田市

 秋田市と秋田県由利本荘市で2日朝、突風によるとみられる住宅や小屋の被害の通報が相次いだ。消防などによると、少なくとも計11棟の屋根や窓が壊れた。けが人はいなかった。秋田市の被害を調べた秋田地方気象台は、突風は竜巻の可能性が高いと発表した。

 気象台によると、1日午後11時半ごろ、秋田市新屋豊町周辺で突風が発生。付近を積乱雲が通過しており、被害が帯状に分布していることから竜巻の可能性が高いと判断した。

 由利本荘市でも2日午前10時ごろ、住民から車庫の屋根が剥がれて飛ばされたと連絡があった。100メートルほど離れた住宅にぶつかり外壁や雨どいが損傷していた。

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