西・東日本を中心に寒気の影響を受けにくく 気温高め 気象庁1か月予報

 きょう2日(木)は、関東から西で最高気温が25℃以上の夏日になり、山口で28.1℃、前橋では27.3℃、さいたまは26.0℃など、11月史上一番の高温の所が続出している(午後2時半現在)。こんご6日(月)にかけて、季節はずれの夏日の所がある見込み。

 そんな中、気象庁は2日(木)、向こう1か月(11/4~12/3)の天候の見通しを発表した。北日本では、暖かい空気が流れ込みやすい時期があるため、向こう1か月の気温は平年並か高い見込み。特に、1週目(11/4~11/10)の気温はかなり高くなりそうだ。2週目(11/11~11/17)の気温は寒気の影響を受けやすいため、平年並か低く、気温の変動が大きい所がある見通し。東・西日本と沖縄・奄美では、寒気の影響を受けにくく、暖かい空気が流れ込みやすい時期があるため、向こう1か月の気温は高い見込み。特に、期間のはじめは、気温がかなり高くなる所が多くなりそうだ。

 向こう1か月の降水量は、低気圧や前線の影響を受けやすく、寒気の影響を受けやすい時期があるため、北日本で多く、東日本日本海側で平年並か多い見通し。日照時間は、北日本で少なく、東日本日本海側で平年並か少なくなりそうだ。

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