大リーグ、大谷が初のFAに オフシーズンの契約交渉に注目

大谷翔平(ゲッティ=共同)

 【フェニックス共同】米大リーグのワールドシリーズが終了したことで選手会は2日にフリーエージェント(FA)の選手を公表し、エンゼルスに6シーズン所属した大谷翔平(29)が初めてFAとなる。ア・リーグトップの44本塁打で日本選手初の本塁打王に輝いた大谷は、2度目のMVP受賞も確実。FAの目玉で、オフの契約交渉に注目が集まる。

 エンゼルスは大谷に規定額で単年契約を求める「クオリファイング・オファー(QO)」を提示するとみられる。今季のQOの規定額は約2千万ドル(約30億円)前後で、提示を受けた場合は受託か拒否かを決める必要があるが、大型契約が見込まれる選手は拒否するケースが多い。

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