多度大社に“爆破予告”メール届く 11月4日は終日参拝や祈祷を中止 「上げ馬神事」が動物虐待との主張も 動物愛護団体をかたる 三重

三重県桑名市の多度大社に爆破予告の内容を記したメールが届いたことが分かりました。そこには、毎年5月に行われる「上げ馬神事」が動物虐待にあたると批判する内容が書かれていました。

多度大社によりますと、「11月4日に大社を爆破する」という内容のメールが、1日に届いたということです。

このため、多度大社は警察に相談し、爆破予告日とされた11月4日は終日、参拝と祈祷の受け入れを取りやめる予定です。

メールの送り主は不明ですが、「動物愛護団体」をかたっていて、毎年5月に行われる「上げ馬神事」が動物虐待にあたるとの主張が書かれていたということです。

上げ馬神事を巡っては2023年5月、脚を骨折した1頭が殺処分されたことで、SNS上などでも「動物虐待ではないか」と指摘されていました。

多度大社は、11月4日の警備について、警察と相談して対応するとしています。

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