Hondaのハンズフリーパーソナルモビリティ「UNI-ONE」を御殿場アウトレットの巡回警備に活用

UNI-ONEは、座ったまま体重移動するだけで移動でき、両手が自由に使える着座型のパーソナルモビリティだ。座面を上下させることができるため、立っている人に接する際には座面を上昇させ、座っている人や子供と接する際には座面を下降させることで、まわりの人と目線を合わせて仕事をしたり、移動したりすることができる。

御殿場プレミアム・アウトレットは、東京ドーム約9個分の敷地の中に広大なショッピングエリアを有しており、安心・安全で快適な施設運営のために、多くの施設管理スタッフが常に巡回警備をしているという。巡回警備業務は歩く距離が長いため、体への負荷の大きさや年齢に不安を覚えるスタッフも多く、人材の確保が課題となっていた。解決方法を模索する中で、UNI-ONEの活用可能性を感じ、試験導入に至った。

UNI-ONE

今回の試験導入では、敷地内を巡回する警備スタッフがUNI-ONEを使用し、疲労の軽減や、客とのコミュニケーションの活性化などを検証するとともに、UNI-ONEの設置場所や充電タイミング、セキュリティ確保の方法なども検証していく。

また、将来的な客の利用可能性や、IoT・デジタル技術と組み合わせた活用などもHondaと協力して検討していくとしている。

UNI-ONEによる巡回警備 試験導入概要

※状況により変更の可能性あり。

UNI-ONEの特徴

UNI-ONEは、座ったまま体重移動するだけで移動でき、両手が自由に使える着座型のパーソナルモビリティ。Hondaのロボティクス研究から生まれたバランス制御技術と、前後・左右・斜め360°自由に移動できるHonda独自の車輪機構「Honda Omni Traction Drive System(オムニ トラクション ドライブシステム)」を採用している。

座面を上下させることができるため、立っている人に接する際には座面を上昇させ、座っている人や子供と接する際には座面を下降させることで、まわりの人と目線を合わせて仕事をしたり、移動をしたりすることができる。

UNI-ONE主要諸元

※今後の開発状況によって変更があります。

運用イメージ

巡回警備
巡回警備
点検作業
ゴミ捨て作業

▶︎Honda

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