南砺署長、女性触った疑い 飲み会中、富山県警調査

 南砺署の畠山正己署長が酒に酔った状態で女性の体を触った疑いがあるとして、富山県警監察官室が調査していることが2日、捜査関係者への取材で分かった。射水署の20代男性巡査が酒気帯び運転をした疑いがあることも判明した。監察官室は同日午後にも2人の処分を発表する。

  ●射水署男性巡査が酒気帯び運転疑い

 捜査関係者によると、畠山署長は10月中旬に富山県内で開かれた飲み会に参加し、同席していた女性の頭などを触った。女性側の関係者が県警に申告し、判明した。男性巡査は10月上旬に富山市内で酒気を帯びた状態で車を運転したとされる。警察官から飲酒検知を受けて発覚した。

 畠山署長は今年3月に就任。10月18日から署に出勤していない。

 監察官室は両事案について「事実の有無も含め、コメントすることはない」としている。

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