震度7の被害「南海トラフ巨大地震」想定の訓練 愛知県→田原市 派遣された職員が災害対応を確認

大規模災害が発生した際に、愛知県の職員が速やかに対応できるようになることを目指す訓練が、愛知県田原市で行われました。

この訓練は災害が起きた時に、愛知県が被災した地域に派遣する職員の対応力を向上させるために6年前から行われています。

2日は、南海トラフ巨大地震の発生で田原市が震度7の揺れに襲われ、甚大な被害が出たことを想定して行われました。

訓練では県から派遣された約10人の職員が、田原市の職員と共同で被災情報を整理し、消防などの関係機関に速やかに連絡する流れなどを確認しました。

(田原市防災対策課 河合欽史課長)
「県の方が入ってくれるのは本当に心強い。災害が起きたとき情報共有をしたい」

愛知県は来年も、別の市町村で同様の訓練を行う予定です。

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