愛媛県大洲市で1日に発生した山火事は、出火から24時間以上たった現在も延焼が続いており、自衛隊のヘリによる消火活動が続いています。
1日午後3時半頃、大洲市戒川で発生した山火事は現在も延焼を続けていて、県によると午後3時までにおよそ20ヘクタールが焼けたということです。
現場は山頂付近で地上からの消火が難しく、自衛隊などのヘリコプターが活動にあたっていますが、今のところ鎮火のめどは立っていません。
なお、この火事で59歳の男性が顔に軽いやけどを負っています。
また、大洲市はふもとの住宅に被害がおよぶ恐れもあるとして、28世帯53人に避難指示を出したほか、高齢者などにも避難を呼びかけています。
(避難した人)
「上を見たらちょうどヘリコプターが通る所で避難してくださいって」
「こうして見たら空が焼けている。灰が降ってきているから、近くなったんだなと思って。怖いじゃないですか」
消火活動は日没で一旦、打ち切られ、3日も朝から再開される予定です。