チェルシー解任後フリーの状態続くポッター氏、スウェーデン代表が招へい検討か

現在フリーとなっているグレアム・ポッター氏[写真:Getty Images]

スウェーデンサッカー協会(SvFF)が、ブライトン&ホーヴ・アルビオンやチェルシーで指揮を執ってきたグレアム・ポッター氏(48)の招へいを検討しているようだ。

スウェーデンはユーロ2024本大会出場を逃したことで、2016年から7年にわたってチームを率いてきたヤンネ・アンデション監督の退任が決定的に。SvFFは現在、後任候補のリストアップを進めている。

イギリス『デイリー・メール』によると、後任の有力候補としてポッター氏の名が浮上。SvFFのアンドレア・モラーベリ事務局長も、スウェーデン『TV4』の取材に応じた際、ポッター氏の招へいを検討中と認めている。

「私に送られてきた、あるいは私が読んでいる名前のリストを見れば、彼がそのリストの一部であることは明らかだ」

「どのように選定を進めるか、そして誰がこの役割に興味があるのかを見ていきたい。クラブチームとは違うからこそ、候補者は代表チームの監督になりたいという情熱を持っている必要があるだろう」

ポッター氏は2010年にスウェーデンのエステルスンドでプロクラブの指揮官キャリアをスタートさせると、2019-20シーズンから就任したブライトンでは洗練されたビルドアップを武器としたフットボールで評価を獲得。2022年9月、チェルシーに引き抜かれる形で指揮官に就任したが、途中就任の難しさもあり思うような成績は残せず、翌年4月に解任されるとその後はフリーの状況が続いている。

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