花園ラグビー場に空飛ぶ車 万博に向け、東大阪に最新技術

「HANAZONO EXPO 2023」開催を前に報道陣に公開された、車から人型に変形したロボット=2日午後、大阪府東大阪市

 開催500日が迫る2025年大阪・関西万博の世界観を体験してもらう目的で、大阪府東大阪市が3~4日に開催する「HANAZONO EXPO 2023」を前に、市は2日、一部の展示を報道陣に公開した。高校ラグビーの聖地・花園ラグビー場のコンコースに「空飛ぶクルマ」や車が人型に変形するロボットなど、全国の企業の最新技術が並んだ。

 参加企業は約300。「空飛ぶクルマ」を出展したのは、福島県南相馬市を拠点に航空機を製造するテトラ・アビエーション。同社取締役新井秀美さん(47)は「万博やイベントをきっかけに、飛行機を造りたいという人が増えてほしい」と話した。

「HANAZONO EXPO 2023」開催を前に報道陣に公開された、人型ロボットに変形する車=2日午後、大阪府東大阪市
「HANAZONO EXPO 2023」開催を前に報道陣に公開された「空飛ぶクルマ」=2日午後、大阪府東大阪市

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