マンチェスター・シティに所属するイングランド代表MFカルヴィン・フィリップスは、1月に退団する可能性が高いようだ。シティはフィリップスの後釜として、レヴァークーゼンのアルゼンチン代表MFエセキエル・パラシオスをリストアップしている。イギリスメディア『FourFourTwo』が報じている。
フィリップスは出場機会を求めて1月にチームを離れる可能性が高く、この冬にレンタルでの移籍を模索しているという。
フィリップスに興味を示しているクラブとして名前が挙がっているのは、ニューカッスルやリヴァプール、ウェストハムだ。さらにスペインメディア『fichajes』が報じたところによると、レアル・マドリードも興味を示しているという。
シティはフィリップスが移籍した場合、本職の守備的MFがスペイン代表ロドリのみとなる。そこでリストアップされたのが、カタール・ワールドカップの優勝メンバーであるパラシオスだ。『TNTスポーツ・アルゼンチン』によると、マンチェスター・シティが興味を示しているという。
パラシオスは今年9月、レヴァークーゼンとの契約を2028年まで延長した。ドイツ『Transfermarkt』は市場価値を3500万ユーロと評価しているが、マンチェスター・シティが彼を獲得する場合は、それ以上の金額を支払う必要があると見られている。
またパラシオスには、ニューカッスルやアストンヴィラも興味を示しているとされており、獲得競争によって値段が高騰する可能性もある。
深い位置でプレーを作ることも、敵陣へ侵入することも得意とし、パスの精度も高いパラシオス。移籍が実現した場合、マンチェスター・シティのシステムにも難なくフィットするかもしれない。