林遣都が記者としての使命感と意欲を体現 ベテラン記者に直談判 「隣人X -疑惑の彼女-」本編映像

2023年12月1日より劇場公開される、第14回小説現代長編新人賞を受賞したパリュスあや子による小説「隣人X」の映画化作「隣人X -疑惑の彼女-」から、林遣都が演じる週刊誌記者の笹を捉えた本編映像が公開された。

公開されたのは、惑星難民Xの特集記事のため週刊東都に引き抜かれた、スクープのためなら誰でも利用するベタランやり手記者の内田瑛太(川瀬陽太)に、これまで成果をあげられず後がない記者・笹憲太郎(林遣都)が、スクープのため自分を使ってくれないかと必死に直談判するシーン。「Xが安全だなんて俺、鵜呑みにできないです」と語り、「コロナが出始めた時も、感染者を排除したりしようとしましたよね。皆Xが怖いんだと」と、過去に感染者を排除する対策が取られたことから、安全と言われるXに対しても、人々は恐怖を感じているのではと訴えかける笹。記者としての使命感と意欲が描き出されたシーンとなっている。

「隣人X -疑惑の彼女-」は、故郷を追われた惑星難民Xの受け入れを発表した日本を舞台とした異色のミステリーロマンス。人間の姿をそっくりコピーして日常にまぎれ込む惑星難民Xに、人々は不安や恐怖を抱いている。そんな中、週刊誌記者の笹は、スクープのために正体を隠してX疑惑のある良子へ近づく。やがて笹の中に本当の恋心が芽生えるが、良子がXかもしれないという疑いを払拭できない。主人公の柏木良子を演じるのは上野樹里。良子を追う記者の笹憲太郎役を林遣都が務める。監督は熊澤尚人。

【作品情報】
隣人X -疑惑の彼女-
2023年12月1日(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2023 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社

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