宮本恒靖JFA専務理事 会長選については応えず 一部で出馬意向について伝えられ

日本サッカー協会の次の会長を決める選挙に立候補を希望していると報じられている 宮本恒靖 専務理事は会長選について、報道陣の取材に応えませんでした。

先月30日に報じられた後、公の場に姿を表した宮本専務理事は、広島市で建設中の新しいサッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」を、来年3月で任期を迎える 田嶋幸三 会長と視察しました。

報道陣の囲み取材で、会長選立候補の意向について問われましたが、応えられないとし、協会の担当者がこの質問はしないでほしいと話して、スタジアムについての質問のみ対応しました。

視察したスタジアムについて宮本専務理事は、「国立競技場と同じ大きさのスクリーンが真ん中にあって、低い位置にあるので、けっこう迫力があった」と話しました。

また専用スタジアムが各地で計画されていることについての質問には、「サッカー専用スタジアムで見るのがスタンダードな流れになってきている。サッカー文化が根付くためには重要だと感じている」と応えました。

宮本専務理事は日本代表としてワールドカップ2大会に出場。去年、日本サッカー協会の理事となり、ことしから専務理事を務めています。

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