【J1横浜M】マスカット監督、けが人続出も「落ち着いて戦う」 7日のACL・カヤ戦に向けて全体練習

全体練習を見守る横浜Mのマスカット監督=横須賀市のF・マリノススポーツパーク

 J1横浜Mは2日、横須賀市久里浜のF・マリノススポーツパークで全体練習を公開した。ケビン・マスカット監督(50)はけが人が相次ぐ状況に頭を悩ませつつ、7日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)カヤ(フィリピン)戦に向け、「今度は相手のホーム。どういう風にやってくるかは分からないが落ち着いて戦っていきたい」と語った。

 アクシデントが止まらない。右太もも裏の肉離れで全治約5カ月と診断されたDF永戸について、「毎週のようにこのような会話になってしまっている。本当に残念。彼には最大限のサポートしていきたい」と指揮官。左SBは本職を欠いた状態で最終盤まで走らざるを得ない情勢だ。

 ただ、明るい話題もある。今週から上島、角田の両CBが部分合流。いずれも復帰時期は未定ながら、マスカット監督は「上島はコンディションもそこまで落ちていないと思う。角田はあれだけのけがをしてこのピッチに立っていることに驚いている」と頬を緩めた。

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