【インドネシア】イオン、ドラッグストア単独店をきょう開店[商業]

イオンインドネシア初のH&BC単独店では、イオンのスーパーで販売しているすしやプリンなども販売している=2日、ジャカルタ特別州(NNA撮影)

総合スーパーのイオンインドネシアは3日、首都ジャカルタに健康食品と化粧品を取り扱う「ヘルス・アンド・ビューティー(H&BC)」に特化した単独店をオープンする。同社としては、ドラッグストア単独店の1号店となる。

店舗は、ジャカルタ中心部の商業施設「ロッテモール・ジャカルタ」の地下1階に設けた。売り場面積は400平方メートル。スキンケアを中心に、日本からの機能性美容グッズをそろえた。

2日に開いた招待客向けオープニングイベントに出席したイオンインドネシアの鈴木靖丈プロジェクトマネジャーによると、取扱商品数は1万3,000種類。特に食品では、栄養補助・機能性食品を中心に取りそろえた。

また、ジャカルタ南部のイオンのスーパー「タンジュンバラット店」から毎朝1回、すしやフレッシュジュース類、プリン、カットフルーツなどデリカ商品50アイテムを配送して販売し、周辺地域のオフィスで働く人々の昼食需要に対応する。

イオンインドネシアは、積極的に店舗展開を進めている。ジャカルタ首都圏に展開するイオンモール内のアンカーテナントとして展開してきた4店舗に加え、9月には初めて地場デベロッパーが首都郊外に開発した既存のショッピングモール内に5号店となる「イオン アラムストラ店」をオープンした。

鈴木氏は「来年以降はH&BC単独店をジャカルタ首都圏で毎年3~4店舗増やしていきたい」と意気込みを示した。

H&BCの店内で店員から商品の説明を受けるイオンインドネシアの鈴木氏(中央)と、ロッテモールのファイナンスゼネラルマネジャーのチュン・ヒョンジン氏(左)=2日、ジャカルタ特別州(NNA撮影)

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