毎週木曜日に『DAZN』で更新される「内田篤人のFOOTBALL TIME」。
今回は来年1月に開幕が迫っているアジアカップ2023を特集するとともに、松井大輔をゲストに呼んでトークが繰り広げられた。
その中で神村学園からそのままベルギー1部のヘンクに加入することになった吉永夢希選手の話題になると、「Jリーグを経ずに海外へ行く選手」についての是非に…。
松井「うっちーはどう思う?Jリーグを経由しないで海外に出る選手は。最近の子は多いじゃないですか」
内田「賛否ありますよね。どんどん海外に行って活躍すればいいけれども、難しいんですよ。プロの生活に対して、Jリーグで慣れる前に行くというのは。
ちょっと賭けみたいなところはある。宮市(亮)も言ってたけど、『生活する』というのがサッカー以外でどれだけ大変か。
個人にもよると思うんですよ。こういう(松井大輔)みたいなパッパラパーな…」
松井「誰がパッパラパーや」
内田「…メンタルがガシッとしている、海外向きな性格の方ならいいかもしれませんが。両親や寮から離れて生活するとか、車の免許はどうするのかとかね。
ぶっちゃけ、行ってみなきゃわからない部分もあるよ」
松井「僕は14歳のときにパリ・サンジェルマンに呼ばれてそのまま行けたかもしれないけど、Jリーグを経て育ってきたんで。そのほうが無難な感じですけど。でも、海外に行く選手はどんどん増えてくると思うんですよね。
僕たちの時代にもあったんですよね。18~19歳でイタリアに行くとか。でも、そこから全く誰も芽が出なかったので。
チャレンジするのもいいし、彼がそういうレールを引いてくれることを願ってます」
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学生から海外に直接行くことについては、サッカーではなくむしろ生活面の部分で難しいことが多くなるため、ギャンブル要素が強いと感じているようだ。