民間人被害の抑制を協議 米長官、イスラエルへ出発

ブリンケン米国務長官(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は2日、イスラエルとヨルダン、日本などを訪問するため米国を出発した。これに先立ち、ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地で、イスラム組織ハマスと戦闘を続けるイスラエルと民間人被害を最小限に抑えるための「具体的措置」について話し合うと記者団に述べた。

 ブリンケン氏は3日にイスラエルでネタニヤフ首相と会談。パレスチナ自治区ガサで民間人死傷者が増え続けていることを踏まえ、イスラエルへ慎重対応を促す。ガザの人道支援やイスラエルとパレスチナの「2国家共存」についても議論する。東京では、先進7カ国(G7)外相会合に出席。韓国とインドも訪れる。

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