ブレーブスが救援右腕ジョー・ヒメネスと3年2600万ドルで契約延長

今季メジャー最多の104勝を挙げながらも地区シリーズで敗退したブレーブスがワールドシリーズ終了から12時間も経たないうちに動いた。今オフFAになる予定だった救援右腕ジョー・ヒメネスと3年2600万ドルで契約延長したことを発表。ブレーブスは先週すでに救援右腕ピアース・ジョンソンと2年1425万ドルで契約延長したことを発表しており、今季ブルペンで重要な役割を担った2人の右腕を早々に引き留めることに成功した。

現在28歳のヒメネスは2017年にタイガースでメジャーデビューしてセットアッパーやクローザーを務め、昨年12月にマイナー2選手とのトレードでブレーブスに加入。メジャー7年目の今季は59試合に登板して56回1/3を投げ、0勝3敗、13ホールド、防御率3.04、73奪三振をマークした。防御率は自己ベストを更新し、特にシーズン中盤の6~7月は18試合で防御率0.93と安定感抜群のピッチング。開幕当初は重要度の低い場面での登板が多かったが、信頼を勝ち取り、7回や8回を担当するセットアッパーとしての登板が増えていった。

3年2600万ドルの内訳は、来季の年俸が800万ドル、2025年と2026年の年俸が900万ドル。FA前ラストイヤーの今季の年俸が277万ドルだったため、大幅な昇給を手にしたことになる。チームの今オフの補強次第ではあるものの、来季もジョンソン、A・J・ミンター、ニック・アンダーソン、タイラー・マツェックらとともに、守護神ライセル・イグレシアスにつなぐセットアッパー的な役割を担うことになるとみられる。

なお、ブレーブスのブルペンからはジェシー・チャベス、カービー・イェーツ、ブラッド・ハンド、コリン・マクヒューらがFAに。ブレーブスはイェーツ、ハンド、マクヒューの来季の契約に関して球団オプションを有しており、ワールドシリーズ終了5日後にあたる日本時間11月7日までにオプションを行使するか破棄するかを決定しなければならない。

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