大谷、前田、藤浪がFAに 最優秀防御率のスネルらも

大谷翔平、前田健太、藤浪晋太郎(いずれもゲッティ=共同) 

 【ロサンゼルス共同】米大リーグでワールドシリーズ終了に伴いフリーエージェント(FA)となった選手を2日、メジャー公式サイトが伝え、日本勢はエンゼルスに6シーズン所属した大谷翔平、ツインズで今季6勝を挙げた前田健太、アスレチックスとオリオールズでプレーした藤浪晋太郎の3人が含まれた。

 先発投手ではパドレスで最優秀防御率のタイトルに輝いたスネルやドジャース一筋で通算210勝のカーショー、救援投手ではパドレスで33セーブのヘイダーがFAとなり、外野手ではカブスで26本塁打を放ったベリンジャーが名前を連ねた。

 米東部時間6日午後5時(日本時間7日午前7時)までは、今季の所属球団のみが契約交渉を行える。この期間に、球団はFA選手に規定額で1年契約を求める「クオリファイング・オファー(QO)」を提示することが可能。公式サイトによると、今季の規定額は2032万5千ドル(約30億5千万円)で、選手が拒否して別の球団と契約を結んだ場合、旧所属球団にはドラフト指名権が補償として与えられる。

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