今年の夏、トッテナムは大黒柱とも言える存在だったハリー・ケインがバイエルンへ移籍し、セルティックからアンジェ・ポステコグルーを新監督に迎え入れた。生まれ変わったトッテナムは、ここまで8勝2分けと無敗をキープし首位に立っている。
元アーセナル監督のアーセン・ヴェンゲル氏は「私はいつも自分の気持ちを正直に言うのが好きだ」と前置きしたうえで、アーセナルの最大のライバルチームであるトッテナムの好調ぶりについて『BeIN Sports』のインタビューで語った。
「ジェイムズ・マディソンは中盤の低い位置から前線までボールをつなぎ、チームに創造性を与えた。本当に素晴らしい選手だ。そしてソン・フンミンをサイドアタッカーからストライカーにポジション変更させたことは、いいアイデアだ」
「彼らはミッキー・ファン・デ・フェンを獲得したが、本当に並外れた選手だと思う。昨シーズンの正GKウーゴ・ロリスは高パフォーマンスを見せたとは言えなかったし、トッテナムはディフェンスに弱点があった。見事に立て直したと思う」
ヴェンゲル氏は「トッテナムは優勝候補の一つになる」と語り、プレミアリーグの優勝争いについて以下のように続けた。
「プレミアリーグに関して言えば、アーセナル、リヴァプール、トッテナム、そしてもちろんマンチェスター・シティがタイトルを狙える。現時点で、彼らはプレミアリーグを引っ張る4チームだ」