ユナイテッド、1月の移籍マーケットでストライカー獲得へ 不振脱却への起爆剤として期待される候補は?

写真:今季、アタランタから加入のホイルンド

マンチェスター・ユナイテッドが1月の移籍マーケットでストライカーの獲得を検討しているという。

イギリス『デイリーメール』電子版が伝えている。マンチェスター・ユナイテッドは今夏、アタランタからデンマーク人FWラスムス・ホイルンドを移籍金7200万ポンド(約132億490万円)で獲得した。ホイルンドはUEFAチャンピオンズリーグでは3ゴールを挙げているが、プレミアリーグではいまだに得点を奪えていない。

そもそも加入当初に背中のケガを抱えており、それがチームへの順応を妨げる一因となっていたが、クラブ側は経験豊富なセンターフォワードを獲得すればホイルンドの負担が軽減され、成長を促進できるという考えがあるという。

現時点でこの条件に見合うのはフランス代表FWアントニー・マルシャルだが、今シーズン限りで契約が満了するマルシャルに対し、クラブ側はそのような役割を担わせようとは考えていない模様。そのため、1月の移籍マーケットで条件に合うストライカーの獲得を目指しているという。

候補として挙がっているのは3人。1人はブレントフォードのイングランド代表FWアイヴァン・トニー。以前から関心を示しているストライカーだが、アーセナルなども獲得を目指していると言われている。

2人目はポルトに所属するイラン代表FWメフディ・タレミ。今夏にも獲得が噂された31歳のイラン代表FWは、今シーズン限りで契約満了を迎えることもあり、マンチェスター・ユナイテッドが再び関心を示す可能性がある。

また、ナポリに所属するナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンも候補に挙がっているという。

今シーズンのプレミアリーグにおいてマンチェスター・ユナイテッドは11ゴールを記録しているが、FWの主力選手が記録したゴールは第4節アーセナル戦でイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが決めた1得点のみ。チームとして期待外れのスタートを切ったことも、1月のチーム改善に拍車をかけることになりそうだ。

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