スマホなどを適切に活用しよう 中学生が交流しながら意見 「県北スマホサミット」/岡山・津山市

「岡山県北スマホサミット」(津山教育事務所主催)が1、2の両日、美作地域12の中学校と義務教育学校の生徒約1000人が参加して開かれた。スマートフォンなどの情報端末を適切、有効に活用しようと、各校の取り組み紹介が行われ、交流を深めた。

津山市山下の同事務所と学校をオンラインでつないで実施。2日目は勝北、蒜山、加茂、鏡野、西粟倉中学校、旭学園が参加し、2グループに分けて実施した。

このうち、勝北中は「自分ごと」として学校全体で取り組んだ「メディアポスター」の作製、蒜山中は小学校と連携しスマホを使う時間を見直して勉強時間を増やす試みを発表した。旭学園は、依存度などをチェックするためのアンケートの結果をグラフにまとめたほか、使い方の目標を立てる「スマホ宣言」に取り組んだことを説明した。

最後に6校がそろって振り返りを行い、生徒たちは「メディア時間をコントロールし、自分の時間の使い方を考えていきたい」「他の学校の取り組みを参考に、自分たちの学校にも取り入れていきたい」といった意見や感想を活発に述べていた。

スマホサミットオンライン画面の一部

© 津山朝日新聞社