デジタル技術活用し小学生の投球を解析 仙台で体験会

子どもたちがプロ野球選手も活用しているスポーツ科学に触れてレベルアップを目指します。仙台市民球場でデジタル技術を活用した体験会が開かれました。

この体験会は仙台市とNTT東日本、そしてプロ野球選手に投球動作の解析データなどを提供するネクストベースが共同で行いました。

小学生を対象に投球解析を行うのは東北で初めてで、仙台市内の硬式少年野球チームに所属する5年生と6年生のあわせて22人が参加しました。

子どもたちが投げたボールはプロ野球選手が実際に活用している測定機を使って、回転数やどの方向にどの程度曲がっているのかを解析します。

撮影した映像は1時間程度で解析が終わり課題の洗い出しに役立てることができます。

参加した児童「スライダーがカーブ回転くらいだったのでそこをもっと整理したいと思う」

参加した児童「これからもっと球を速くしていろんな場面で活躍できるようになりたいです」

ネクストベース戸村健次「こういう野球の見方があるんだとかこういう分析の仕方があるんだとか、これからのスポーツ界の未来を背負う子供たちがそういったものに今のうちに触れて今後スポーツがうまくなっていくやり方をどんどん吸収していってほしい」

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