モテたくて芸能界入り!?寺本莉緒の型破りな上京話に脚本家・金沢知樹も驚き!

TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、脚本家の金沢知樹さんと、俳優の寺本莉緒さん。ここでは、寺本さんの学生時代を振り返りました。

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(左から)金沢知樹さん、寺本莉緒さん

◆芸能界を目指した理由

金沢:支えになった曲みたいなのってある?

寺本:私は、ヒグチアイさんの「備忘録」ですね。

金沢:へぇ! なんで?

寺本:“夢は捨てた”とか“(地元に)帰る場所がない”みたいな感じの歌詞があるんですけど、私も17、8歳くらいのときに“もし夢が叶わなかったら帰りにくいな”みたいな気持ちを抱いていて。

金沢:何歳から(東京に)来ているの?

寺本:中学3年生のときなので、14、5歳ぐらいです。

金沢:(出身は)広島県だよね!? なんで来たの? 芸能で?

寺本:そうですね。中学1年生ぐらいのときに、今の事務所のオーディションに受かって、中3で上京しました。

金沢:(芸能人に)なろうと思った、きっかけは何だったの?

寺本:モテたくて。

金沢:ハハハ! めちゃくちゃいいね(笑)。

寺本:はい(笑)。でも、モテなかったです。

金沢:広島時代?

寺本:広島時代はすごいモテたんです(笑)。

金沢:え? モテない人が“モテたい!”って思うのは分かるんだけど、元々モテた人が“モテたい!”って思うのって、どういうこと?

寺本:もう向上心ですね。“もっと私はモテたい!”みたいな。

金沢:それは人数なの? 質なの?

寺本:人数です(笑)。

金沢:ハハハ!

寺本:だって、当時は質なんて分からないじゃないですか。だから、母数を増やしていこうと思って。でも、広島で通っていた学校の“いいな”って思う男子は、もういけたと(笑)。

金沢:(笑)。

寺本:(広島時代は)中高一貫校に通っていたので、メンバーがずっと変わらないじゃないですか。だから“面白くないな”と思っちゃって(笑)。それで、上京を決意したんですけど、まず両親を説得しなきゃいけないじゃないですか。

金沢:まさか“モテたいから東京に行きたい”なんて言えないもんね(笑)。

寺本:しかも、中学校もわざわざ受験して入ったので。(上京するための)理由を考えたときに“芸能事務所に受かれば両親を説得できるんじゃないか”と思ったんですよね。

それから、勝手に応募して3次審査まで進んだときに、両親に初めて「今ここまで受かっていて、通れば上京したいんだけど」みたいな感じで(告白したんです)。

そうしたら、私の親なだけあって「お~! 行ってみな」って感じで。それで、(3次審査以降も)トントン拍子に受かって、私は(“東京”という)海に放たれました(笑)。

金沢:だけどさ、もちろん広島も大きいけど、東京なんか“モテ”の修羅の国じゃん。バケモノ(級にかっこいい・かわいい人)がいっぱいいるでしょ?

寺本:はい、バケモノだらけでした。そして、そこから私は不登校になり……(笑)。

金沢:(笑)。モテなかったの?

寺本:モテなかったというか、東京の空気になじめなかったです。やっぱり、海は難しかったというか、見たこともない生物が多すぎて、めちゃめちゃ怖かったです(笑)。

※金沢さん脚本・演出、寺本さん出演の舞台「混頓 Vol.1」のアーカイブ配信チケットが発売中!
詳細はコチラ→https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2345985(購入期限:11月4日(土))

<AOI Pro.企画・プロデュース コント公演「混頓vol.2」上演決定!>
「混頓 vol.2」
主演:堀田茜
1作目 脚本:秋山寛貴(ハナコ)、演出:小村昌士(AOI biotope)
2作目 脚本・演出:上野友之(劇団競泳水着)
チーフプロデューサー:代情明彦
プロデューサー:黒澤優介・伊藤夏恵
主催/企画・製作:AOI Pro.
公式サイト:https://aoistage.com/conton2/

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<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00~26:00
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/speakeasy/

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