甘さに驚き!朝から楽しみたい「カブのカルパッチョ」

おはようございます。野菜料理家やのくにこです。

今日は「カブ」を使ったレシピをご紹介します。

カブの旬は春の3月~5月と、秋の10月~12月頃があります。カブの丸く白い部分は茎で、細い根っこが長く伸びて土の中から栄養を蓄えています。

美味しいカブの見分け方は、張りがあって傷のないもの、ひげ根が少ないものがやわらかいと言われています。

緑の葉が鮮やかでみずみずしいものがおすすめです。

カブには、イソチオシアネートという辛み成分があり、抗酸化作用や免疫力を高める作用があるそう。

ビタミンCも豊富に含まれ、動脈硬化の予防や炎症を抑えたり、皮膚のシミやしわを防ぐ効果も期待されています。

葉にはほうれん草の5倍のカルシウムやβカロテンが含まれ、イライラ解消や目の機能、皮膚の粘膜を守る働きがあると言われています。葉も捨てずに食べたいですね!

こんなに栄養豊富で魅力的なカブですから、旬の時期にはたっぷりと食べたいものですね。

カブは灰汁(アク)が少ないので、生で食べても甘く美味しい野菜です。切るだけで1品野菜料理が完成しますよ。

朝食にもおもてなしにも!「カブのカルパッチョ」

材料(2人分)

  • カブ 200g
  • 塩 小さじ1
  • 水 400ml
  • パルメザンチーズ 小さじ1
  • コショウ 少々
  • オリーブオイル 大さじ1

作り方

1) カブは葉を2センチくらい残して切り、16等分にくし形切りにする。ボウルに入れ水を張り(分量外)竹串で葉の間の土を洗う。葉はあれば、小口切りにする。

2) 水400mlに塩小さじ1を溶かし、(1)を10分浸ける。

3) 皿に盛り付け、パルメザンチーズ、黒コショウ、オリーブオイルをかける。

カルパッチョは生の赤肉や魚を使って作る料理ですが、カブで作っても、カブの甘さや美味しさが引き立っておすすめです。

遅く起きた土曜の朝にも活躍する1品です。見た目も良くておもてなし料理にも使えますよ。

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もう1品は炒め物を作りましょう。カブは火を押しすぎるとトロトロになるので、私は炒め物が好きです。

さっと炒めると、トロっとした食感とシャキッとした食感が両方楽しめておすすめです。

ヘルシーなボリュームおかず!「カブと厚揚げと豚肉の炒め煮」

材料(2人分)

カブ 200g

マイタケ 100g

長ネギ 1本

豚肉(薄切り) 150g

厚揚げ 100g

すりおろし生姜 小さじ1

オイスターソース 大さじ1

ごま油 大さじ1

醤油 小さじ1

水溶き片栗粉(水大さじ1+片栗粉小さじ1)

作り方

1) カブを1センチ程度の薄切りにする。葉はあれば小口切りにする。

厚揚げも1センチ程度に切り、マイタケは根元を1センチ程度の厚さに切って割いておく。長ネギは斜めに薄切りにする。青い部分も薄切りにする。

2) フライパンにごま油を入れ、生姜を揉みこんだ豚肉とマイタケを並べて焼く。

2分程度焼いたら、返して、カブをのせて1分加熱する。

3) 長ネギと厚揚げをのせ、蓋をして2分置く。

オイスターソースと醤油を加え上下を混ぜる。

水溶き片栗粉を加えとろみがついたら皿に盛り付ける。

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カブがやわらかくて美味しいですよ。たんぱく質もしっかり摂れて、ダイエットにもおすすめです。

遅く起きた朝ごはんにも栄養たっぷりで、意外とぺろっと食べられます。

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次回は、乾燥した空気で喉がダメージを受けやすい季節。喉を守る「生姜(しょうが)」のレシピをご紹介します。

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