フットゴルフメジャー大会、さくらで開幕 世界各国から114人参戦 巧みな足技競う

力強くボールを蹴る佐野市出身の平野選手=3日午前9時25分、さくら市早乙女

 フットゴルフのメジャー大会「FIFG ワールドツアー・ジャパンフットゴルフ・インターナショナルオープン2023」が3日、栃木県さくら市早乙女のゴルフ場「セブンハンドレッドクラブ」で始まった。世界のトッププレーヤーが集結、巧みなボールテクニックを競う。5日まで。

◇ほかにもWeb写真館に写真

 大会は、2017年に始まったワールドツアーの中でも最高ランクに位置するメジャー大会の一つ。国際フットゴルフ連盟(FIFG)公認で、2022年世界ランキング1位のセドリック・ボノー選手(フランス)をはじめ日本、米国、中国、韓国、マレーシアなど世界各国の114人が参戦する。県勢は、佐野市出身で日本ランキング3位の平野靖之(ひらのやすゆき)選手(27)ら5人が出場している。

 3日は予選ラウンドを行い、午前8時半、アウト、インコースに分かれ各組3~4人一組で順次スタート。快晴のプレー日和の下、選手はゴルフ場の緑の芝生の上で、はつらつとプレーしていた。平野選手は「地元、しかもフットゴルフの聖地であるこの会場でプレーできてうれしい。絶対優勝します」と意気込んだ。

 家族と観戦に訪れたさくら市氏家小5年宮坂花(みやさかはな)さん(11)は「蹴る強さを調整するのが難しそうだけど、見ていて楽しい」と話した。

 4日も引き続き予選ラウンドを行い、5日の決勝ラウンドで男子、女子、シニアの優勝者が決まる。

© 株式会社下野新聞社