大宮のガールズバーに女性紹介、働かせた男性逮捕…無許可の風俗営業を知っていた疑い 在籍中だった十数人の女性にも関わったか捜査…その後、理由判明の不起訴に

男性を不起訴 無許可営業のガールズバーに人材紹介した容疑

 さいたま地検は2日、無許可営業のガールズバーに従業員を紹介したとして逮捕された埼玉県さいたま市西区の無職男性について、不起訴処分とした。処分理由は明らかにしていない。

 男性は5月、同市大宮区にあるガールズバーに対して、同所が県公安委員から風俗営業の許可を受けずに営業していることを知りながら、女性従業員1人を紹介して雇用させたとして、10月16日に風営法違反(無許可営業ほう助)の疑いで県警捜査4課と大宮署に逮捕されていた。

■十数人の女性が在籍(以下、逮捕時の記事)

 さいたま市大宮区の飲食店で無許可で客に接待をさせたとして、経営者の男ら3人が逮捕された事件で、県警捜査4課と大宮署は10月16日、風営法違反(無許可営業ほう助)の疑いで、さいたま市西区、無職の男を新たな共犯者として逮捕した。

 逮捕容疑は、県公安委員会から風俗営業の許可を受けないで営業していた大宮区のガールズバーに対し、無許可営業と知りながら今年5月17日、女性従業員(18歳以上)1人を紹介して雇用させた疑い。県警は共犯事件のため、認否を明らかにしていない。

 捜査4課によると、これまで逮捕した3人や他の関係者の供述から男の関与を特定した。当時、同店には十数人の女性従業員が在籍していて、県警はそれぞれが雇用された経緯について、男が関わっているかなどを捜査している。

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