大にぎわいの「JA足利まつり」 25ブース出店、児童育てた米販売が大人気 4日まで

米やまんじゅうなどの販売を体験する子どもたち

 【足利】毎回2万人以上が来場する恒例の「第45回JA足利まつり」(JA足利主催)が3日、上渋垂(かみしぶたれ)町のJA足利営農経済センターなどを会場に始まった。4日まで。

 JAの関連グループなどが約25ブースを出店し、地元産の農作物や農機具などを販売した。白バイの展示やキッチンカーによる飲食販売も行われ、会場は家族連れなど約8500人でにぎわった。

 中でも人気を集めたのが、農業体験スクール「あぐりキッズクラブ」で小学生たちが田植えや稲刈りをした市産米。クラブの子どもたち14人が販売も体験し、来場者に「お米いかがですか」などと呼びかけた。3キロを20袋用意したが、すぐに完売となった。

 東山小4年岩崎(いわざき)りみさん(10)は「気持ちを込めて作ったお米を買ってもらい、すごくうれしかった」と笑顔を見せた。

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