粘りが強く、ほどよい甘みが特徴の青森県産米新品種「はれわたり」が3日、全国デビューした。千葉県市川市のダイエーいちかわコルトンプラザ店では、宮下宗一郎知事が店頭に立ち「晴れ渡る青空の下、生産者が正直につくっておいしく出来上がりました。県産のホタテやナガイモをのせて食べてほしい」と首都圏の消費者にPRした。
この日は、青森県の食材や物産を集めた「青森県フェア」が、同店をはじめ関東・近畿エリアのダイエー206店、子会社「光洋」の約60店でスタート。はれわたりの県外初出品に合わせ、宮下知事はブルーが鮮やかな「はれわたり」法被とTシャツを身につけ、ミス・クリーンライスあおもりの坂本美帆さんと共に食味などを宣伝した。
県とダイエー幹部との意見交換では、はれわたりの試食もあり、「おいしい」などと好評だった。
宮下知事は「自信を持って全国におすすめできるお米に仕上がった。トップブランドを目指す『青天の霹靂(へきれき)』、業務用米として輸出を視野に入れる『まっしぐら』と、三つとも味わって違いを楽しんでいただきたい」と話した。