障害者と地域、音楽通じ交流 鳥栖「ふれあい音楽祭」400人参加

さまざまなグループがステージ発表したふれあい音楽祭=鳥栖市の徳昌寺

 障害者施設や学校などが音楽を通じて地域と交流する第10回「ふれあい音楽祭」が10月29日、鳥栖市神辺町の徳昌寺で開かれた。障害者施設の利用者らによるバンドや太鼓演奏、市内の中学、高校の吹奏楽部など8団体が特設ステージで次々にパフォーマンスを披露し、会場を盛り上げた。

 鳥栖養基ライオンズクラブの会員を中心に、交流イベントを企画したのが始まり。同クラブをはじめ徳昌寺、NPOわかば、鳥栖市手をつなぐ育成会の4団体が主催して開き、地域住民を合わせ300~400人が参加した。

 会場では、福祉施設による菓子、パンなどの販売や参加団体による焼きそばなどの露店販売も行われ、来場者は舌鼓を打ちながらステージの出し物を楽しんでいた。(樋渡光憲)

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