佐世保市城間町の梅ケ枝酒造で3日、芋焼酎の仕込みの最盛期に合わせた「秋の蔵開き」が始まった。6月から製造を始めたウイスキーのお披露目や酒蔵の見学会もあり、多くの来場者でにぎわった。5日まで。
PRのため毎年春と秋の2回開いている。ウイスキーは約3年貯蔵するが、蔵開きでは約4カ月貯蔵したものを限定で販売。柔らかいこくと優しい味わいが特徴という。
会場には芋焼酎と日本酒の新酒や甘酒、ジンなど約60種類が並び、来場者は試飲を楽しみながら品定めしていた。酒蔵の見学会では、従業員が芋焼酎やウイスキーの製造方法や仕込みの様子を紹介。芋焼酎の原料になる蒸し芋の試食もあった。
見学会に参加した同市の公務員、奥谷幸枝さん(57)は「貴重な話を聞きながら、蔵の奥まで見ることができて良かった。ウイスキーの話も聞き、飲んでみたいと思った」と話した。
ウイスキーもお披露目 梅ケ枝酒造、秋の蔵開き 来場者にぎわい
- Published
- 2023/11/04 11:50 (JST)
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