元大関朝潮の死因は小腸がん 死去は2日、妻の恵さん明かす

元大関朝潮の長岡末弘さん

 3日に67歳で死去が判明した大相撲の元大関朝潮の長岡末弘さんについて、妻の恵さんは4日、死因は小腸がんで2日に東京都墨田区の自宅で亡くなったと明らかにした。今後、家族葬を執り行い、しのぶ会の開催も予定している。

 恵さんは九州場所(12日初日)への影響を配慮し「最後は安らかに亡くなりました。楽しい人で、いろんな思い出がある。今は相撲の邪魔をせずに家族で静かに送りたい」と述べた。

 長岡さんは強烈な突き、押しで活躍し、大きな体と陽気な性格から「大ちゃん」の愛称で親しまれた。引退後は若松部屋を率いた後、2002年2月に高砂部屋を継承。朝青龍を横綱に育て、朝乃山を大関昇進に導いた。

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