“ソシエダの中心”久保建英をバルセロナのチャビ監督が警戒 「違いを生む選手の1人」

久保建英(右)について語ったチャビ監督[写真:Getty Images]

バルセロナのチャビ・エルナンデス監督がレアル・ソシエダの日本代表MF久保建英を警戒した。スペイン『マルカ』が伝えた。

今シーズンはリーグ開幕から無敗を維持していたものの、先月末に行われたラ・リーガ第11節レアル・マドリー戦で1-2の逆転負けを喫したバルセロナ。4日の第12節では難敵ソシエダとの一戦を迎える。

ソシエダ戦を前に記者会見に臨んだチャビ監督は昨シーズンのラ・リーガを4位で終え、今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)も戦うイマノル・アルグアシル監督のチームを警戒。マドリー戦の敗戦についてはすでにトレーニングで払拭したと語った。

「ハイレベルなテストになる。彼らはCLレベルの相手だ。守備や攻撃、インテンシティにおいてとてもうまくやっている…」

「イマノルはこのカテゴリーで最高の監督の1人だ。彼らはとても良いサッカーをする。レアル・マドリーに敗れた後、チームはトレーニングで一歩前進した。我々はそれを示さなければならない」

また、チャビ監督はソシエダの攻撃の核といえる久保を警戒。どのように対応するつもりかを明かすと同時に、バルセロナ下部組織出身の久保がいくつかのクラブを渡り歩いて能力を開花させたことにも言及した。

「彼はレアル・ソシエダでも違いを生む選手の1人だ。ゴールを決め、アシストをし、中央に入ることもできる…」

「我々は一対一の状況を彼に与える必要はない。高い能力を持っている選手だ」

「私は(久保がバルセロナにいた)当時クラブにいなかったが、他のクラブで爆発し、非常に高いレベルを発揮する選手もいる。そこで何が起こったのかはわからない」

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