インテル・マイアミ、メッシのバロンドール受賞記念試合を11月10日に開催

写真:自身のバロンドール受賞の記念試合が行われるというメッシ ©Getty Images

アメリカMLSのインテル・マイアミは、同クラブに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが自身8回目のバロンドールを受賞したことを受け、受賞記念試合を開催することを決定した。

記念試合のイベント名は「NOCHE D’OR(金の夜)」で、11月10日の金曜日にニューヨーク・シティFCと本拠地PRV PNKスタジアムで対戦する。

クラブの公式サイトによると、試合前にはピッチでバロンドールのトロフィーが改めてメッシに授与され、メッシとクラブの共同オーナーの1人であるホルヘ・マス氏、MLSコミッショナーのドン・ガーバー氏がスピーチを行うという。また、試合後にはスタジアム内にあるXBTO NWクラブにおいてアフターパーティーを開催するようで、8回目の受賞にちなんだ8.88ドルの「バロンドールマルガリータ」などの特別料理や飲み物などが提供される。

イギリス『デイリーメール』電子版によると、メッシはあるインタビューで、元所属クラブであるパリ・サンジェルマンのカタール・ワールドカップ優勝後の対応について次のように語り、物議を醸していた。

「ワールドカップで優勝した後、アルゼンチン代表の選手の中で唯一、クラブから祝福されなかったのが僕だ。それも無理はないだろう。僕らのせいで彼ら(フランス代表)は優勝できなかったんだから」

今回の記念試合開催がこの発言を受けてのものかどうかは定かではないが、インテル・マイアミは特別な形でメッシのバロンドール受賞を祝福することになった。

なお、メッシは2023シーズンのMLSにおける年間最優秀新人賞の最終候補にノミネートされていたが、総投票数の27.3%を獲得して次点にとどまり、45.8%の票を獲得したアタランタ・ユナイテッドのギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスが同賞を受賞。メッシのバロンドールとの“ダブル受賞”は実現しなかった。

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