広島高速5号線の整備事業に理解を深めてもらおうと4日、二葉山トンネルの工事現場の見学会が、広島市で行われました。
見学会には約100人の親子連れなどが参加して、トンネルの中に入っていきました。着いたのは、入口から約1キロ入った場所で、そこには掘削を行う直径約14メートルのシールドマシンが…。
参加者たちは、「マシンが掘り進むのは、1日1.7メートルほど」などといった説明を受けていました。
廿日市市から参加した親子
「トンネルは完成したら、かまぼこ型で車が走る。丸で掘っているとは思わなかった。こんな大がかりな工事をやっているとは思わなかった」
トンネルの掘削工事は開始から5年経ちましたが、中断などで進捗状況は7割に達していません。
10月にはシールドマシンの刃の一部が欠けたことがわかり、点検のため工事は再び中止されています。
広島高速道路公社では「一日でも早い完成に向け、引き続き取り組んでいきたい」としています。