歌姫アリアナ 47歳バンドメンバー急死にショック「頭が整理できない」 ジャスティンも「美しい人を失った」

歌手アリアナ・グランデが、自身のドラマーを務めたアーロン・スピアーズさん(享年47)の死に「心を痛めている」と綴っている。

アーロンさんの訃報を10月30日、妻ジェシカは伝えた。「アーロンはその卓越した才能と音楽への情熱で多くの人に賞賛された、信じられないほど熟練したドラマーであっただけでなく、私たちの大切な息子、オーガストの献身的な父親でもありました」「彼の愛、指導、温かさは私たち家族の柱でした。そして彼を失った今、言葉では言い表せないほどの喪失感に襲われています」

「彼の遺産は、彼が創り出した美しいリズムと、私たちと分かち合った愛を通して生き続けるでしょう」「この困難な時期に、たくさんの思いや祈りを送って下さり感謝しています。アーロンが素晴らしい人だったこと、そして私たちの世界に素晴らしい音楽をもたらしてくれたことを、どうか忘れないでください。このような状況ですので私達のプライバシーへの配慮をお願い出来たらと思います。愛をこめて。ジェシカ、オーガスト」

アリアナは、自身のインスタグラム・ストーリーに悲しみの言葉を綴った。「このことについて、頭が整理できない」「アーロンという人を知ることができて、私たちは本当に幸運だった。人間として最高に輝いていたわ」「いつも優しく、いつも微笑んでいた。私たちが関わりあえて、とても特別な時間を一緒に過ごせたことをとても光栄に思うし、感謝している」

アーロンさんは歌手ジャスティン・ビーバーのドラマーとしても活躍しており、今回の訃報を受けてジャスティンも、「僕たちは、ドラマー全員にインスピレーションを与えてくれた美しい人を失った」「あなたの家族と愛する人のために祈りを捧げる…あなたは記憶に残り、そして祝福されるだろう」と故人を称えた。

アーロンさんは他にも、ブリトニー・スピアーズ、レディー・ガガ、マイリー・サイラス、バックストリート・ボーイズ、リル・ウェインらとも共演、更に『ザ・マスクド・シンガー』や『レイト・ナイト・ウィズ・セス・マイヤーズ』などの番組内でドラマーとしても活躍していた。また、アッシャーの2004年のアルバム『コンフェッションズ』ではグラミー賞にもノミネートされていた。

アーロンさんの死因については現在のところ不明となっている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社