福島県相馬市の相馬双葉漁協は4日、地元産のトラフグやヒラメなど「常磐もの」と呼ばれる魚介類をPRするイベントを魚市場で開いた。東京電力福島第1原発の処理水放出が続く中、料理を無料で振る舞うなどしておいしさと安全性をアピール。約5千人の来場者が楽しんだ。
無料で配ったのはトラフグの唐揚げと鍋に、ヒラメのフライ。大盛況で食べられない人も多かった。トラフグは福島県沖での漁獲量が急増しており、地元は「福とら」のブランド名を付けて売り込んでいる。
この他に鮮魚の詰め放題や浜焼き販売のコーナーも設けられ、大勢が列をつくっていた。