『青空レストラン』人口6人の集落で育てられる幻の『辺塚だいだい』畑は絶景だった

俳優・北乃きいと、お笑いコンビ・ダイアンのユースケと津田篤宏が、11月4日放送の『満天☆青空レストラン』に出演。宮川大輔とともに鹿児島県肝付町辺塚(へつか)集落を訪れ、幻の柑橘(かんきつ)とも言われる特産の果実『辺塚だいだい』を収穫した。

辺塚集落は、人口たった6人という手つかずの自然が残る土地。美しい浜辺を歩きながら、宮川ら4人で本日の食材を予想しあっていると、そこで待っていたのが今回の名人で、開口一番「今回は海の幸ではありません」とキッパリ。北乃が「え~」と残念そうに身もだえ、ダイアン津田も「海の幸の胃になってたのに~」と言うと、宮川から「(胃じゃなくて)“口”言うねん、普通」とツッコミが。そして、本日の食材が『だいだい』と発表。さっそく、だいだい畑へ収穫に向かった。

『辺塚だいだい』を収穫する宮川大輔

秋は緑色で、冬に黄色くなるだいだいは、実が熟しても木から落ちず、二代に渡ってなり続ける事から、その名がついたともいう。特に『辺塚だいだい』は苦みが少なくまろやかな酸味が特長で、流通も少ないことから貴重な柑橘。

そのだいだい畑へと向かった4人だったが、畑があるのは山の中で、細く険しい山道を登ることに。そして、海が見下ろせるだいだい畑に到着。そのロケーションにダイアン津田は「映画のワンシーンみたい」と感激。北乃も「すごいですね、めちゃくちゃきれい」と感動。日当たりが良く、気候も温暖なこの場所が、辺塚だいだいが生育するには最適な条件のため、不便でもこの場所で育てているという。

『辺塚だいだい』をその場で食べたダイアン・ユースケ

そして、4人それぞれがハサミで実を採ると、うれしそうに掲げたり、匂いを嗅いだりと大はしゃぎ。そんな中、宮川は手に取るなり「ちょっと、固くないですか?」と名人に疑問をぶつけると「これは果汁がたくさん入ってるから」と説明され「パンパンになってるんだ」と納得。その場で切って食べてみると、ダイアン・ユースケは「あ~酸っぱい!」と顔をしかめたが、すぐに「でも、めちゃくちゃさわやか」と、ニッコリ。北乃も「おいしい、レモンとグレープフルーツの間みたいな感じ」と、そのさわやかさを表現。さらに、炭酸水に絞って飲むと「さわやか」「おいしい」の大合唱。『辺塚だいだい』は酢の代わりなど、調味料で本領を発揮すると聞き、この後に出てくる“だいだい料理”への期待を膨らませていた。

『辺塚だいだい』を炭酸水に絞って飲む北乃きい

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