新宿とV三重の来季J3参入が消滅、“継続審議”青森も逆転負けで5位後退…昇格組浦安が16戦無敗で4位に【JFL第27節】

JFLもいよいよ佳境[写真:©超ワールドサッカー]

4日、日本フットボールリーグ(JFL)第27節の5試合が各地で行われ、クリアソン新宿とヴィアティン三重は2位以内フィニッシュの可能性が潰えた。

ともにJリーグ入会が条件付きで承認されていた新宿とV三重。来シーズンのJ3参入に向けては「JFLで2位以内を確保」が絶対条件と化していたが、新宿はFCマルヤス岡崎に0-1、V三重はヴェルスパ大分に1-2で敗れた。

その一方、2位のソニー仙台FCは沖縄SV(最下位)と対戦。44歳高原直泰にゴールを許していたなか、2-2で迎えた90+3分、MF瀬尾純基のゴールで勝ち越し、3-2の劇的勝利を収めている。

この結果、勝ち点「31」で並んでいる新宿とV三重は、白星で勝ち点「43」としたソニーに残り3試合で追いつけず、3位以下が確定。優勝なら自動昇格、2位ならJ3との入替戦進出だったが、どちらも可能性が潰えた。

また、Jリーグ入会が「継続審議」とされているチームの中で最上位のレイラック滋賀(3位)は今節試合がなく、滋賀に次ぐ4位のラインメール青森は15試合無敗の昇格組・ブリオベッカ浦安(5位)とアウェイで対戦した。

青森は開始5分でFW船山貴之が先制点。ところが、浦安はFW林容平が前半のうちに同点弾。1-1で迎えた90+3分にはMF二瓶翼が逆転ゴールを叩き込み、浦安が2-1の劇的逆転勝利に。青森は勢いが止まらない浦安に敗れ、順位も浦安にかわされ5位転落だ。

なお、青森、滋賀、ソニーはいずれも25試合を消化。青森は残り3試合で2位ソニーとの勝ち点差が「7」、滋賀は「4」となっている。

◆JFL第27節
11月4日(土)
FCマルヤス岡崎 1-0 クリアソン新宿
東京武蔵野ユナイテッドFC 2-0 鈴鹿ポイントゲッターズ
ヴィアティン三重 1-2 ヴェルスパ大分
ソニー仙台FC 3-2 沖縄SV
ブリオベッカ浦安 2-1 ラインメール青森

11月5日(日)
[13:00]
ミネベアミツミFC vs 高知ユナイテッドSC
FCティアモ枚方 vs Honda FC

※今節試合なし
レイラック滋賀

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