無視…一時停止しなかった会社員を逮捕、7千円の反則金を払わず 2年半ずっと未納のまま 再三の要請に応じなかった36歳「仕事が忙しくて出頭できなかった」

道交法違反の疑い、男を逮捕 反則金未納=越谷市

 埼玉県警交通指導課と越谷署は2日までに、道交法違反の疑いで、越谷市の会社員の男(36)を逮捕した。

 逮捕容疑は2021年6月11日午後0時22分ごろ、普通乗用車を運転し、越谷市弥生町の交差点に入る際、停止線の直前で一時停止しなかった疑い。

 交通指導課によると、男は7千円の反則金を払わず、今年4月21日から9月6日までの間に呼び出し通知を8回交付するなど、再三の出頭要請にも応じなかったため、逮捕した。男は容疑を認め、「仕事が忙しくて出頭できなかった」と供述しているという。反則金未納者が後を絶たないことから、同課は「悪質な未納者に対しては今後も捜査を継続し、積極的に摘発していく。逃げ得は許さない」としている。

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