猫が聞きたくない「大嫌いな言葉」3つと理由 言われると大きなストレスになるかも?

猫が聞きたくない「大嫌いな言葉」とは?

人が聞いても「嫌だな」と感じる言葉は、猫もネガティブな感情を敏感に感じ取っているようです。

そこで今回は、猫が聞きたくない「大嫌いな言葉」とその理由について解説します。

1.否定的な言葉

猫が聞きたくない言葉のひとつめは、猫を否定するような言葉です。猫にとって遊びのつもりでとった行動が「問題行動」として捉えられてしまうと強く叱られてしまう事も少なくありません。

猫は狩猟本能が出ると気持ちを落ち着かせることが難しいですし、あらゆるものにちょっかいを出してしまうのは、性格や本能、運動不足が原因ということもあります。

猫が否定的な言葉を聞きたくない理由は、もどかしい気持ちを持っているさなかに否定的な言葉を聞くと、行動を制限されているような窮屈な気持ちになってしまうからです。

2.愛情のない言葉

猫も「嫌い」「捨てちゃうよ」など、冗談でも飼い主さんの愛情が感じられない言葉を聞くと強いショックを受けてしまうかもしれません。

猫は近くにいる人の雰囲気を見ながら接することも多いため、愛情のない言葉を頻繁に聞くと相手の様子を伺うために警戒心を抱きやすくなります。

3.馬鹿にした言葉

猫も容姿や行動に対して馬鹿にするような言葉を聞くと落ちこんでしまうこともあるかもしれません。

ジャンプに失敗してしまったり、おもちゃを追いかけても上手く捕まえられなかったりと、猫もその日の体調や気分によって調子が悪いときがあります。そんな時に「なんでできないの?」と責めたり、猫をからかうような言葉を発したりすると自信がなくなってしまう可能性があります。

猫は大嫌いな言葉を聞くとストレスを感じている

猫が大嫌いな言葉を人から言われたときは、少なからずストレスを感じています。その理由は、猫がマイナスの印象をもちやすい低いトーンの声や大きな声など、苦手な要素も合わさっているからです。

猫が聞きたくない言葉を言われている時は、人の表情や雰囲気も優しさがありません。その様子から、猫が人に不安や恐怖を感じると身構えてしまうため、大きなストレスを与えてしまう可能性があります。

まとめ

猫は短い言葉なら繰り返し聞くことで覚えることができます。しかしその時の人の声色や、行動に対して猫が嫌な気持ちになってしまったら「大嫌いな言葉」として記憶してしまいます。

嫌な気持ちを感じた分だけ猫の脳裏に定着しますので、言われる度に大きなストレスとなって心に負担をかけてしまうのです。酷い言葉を発してしまった人は、「猫に言葉は理解できないだろう」と思っていても、想像以上に恐怖心や不安を猫に与えてしまっている可能性があります。

猫と仲良く暮らしていくためには、人に対してと同じ感覚で言葉を選ぶことが、猫との信頼関係を築くためにも重要なことになります。

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