現在レアル・ソシエダで大ブレイクしている久保建英。その中で小さくない話題となっているのが、保有権を持つレアル・マドリーへの復帰である。
そこで今回は、一度は完全移籍で放出されるも後に買い戻された選手たちをまとめてみた。
ダニエル・カルバハル(レアル・マドリー)
買い戻したクラブ:レアル・マドリー(スペイン)
レアル・マドリー生え抜きのDF、カルバハル。下部組織時代はトップチームでの出番が与えられず、2012年に完全移籍でレヴァークーゼンへ放出された。
ドイツでは打って変わって初年度からシーズンを通して主力として活躍し、リーグ戦では7アシストという数字を残した。
それを受けたレアルは速やかに買い戻し条項を発動し、わずか一年で古巣へ戻ることに。以降はCL連覇を含む数々のタイトル獲得に貢献している。
ロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ)
買い戻したクラブ:ローマ(イタリア)
ローマで主将を務めるMF、ペッレグリーニ。
地元ローマ出身、ユース時代もローマ一筋という生え抜きの選手だったが、2015年にサッスオーロへ完全移籍で放出された。
ここで徐々に頭角を現し、2年目にブレイク。リーグ戦では6ゴール6アシストをマークした。2017年に古巣ローマが買い戻しオプションを行使した。
100万ユーロほどで売却された選手に対して1000万ユーロが費やされた。
アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリー)
買い戻したクラブ:レアル・マドリー(スペイン)
レアル・マドリーの下部組織で育成されたモラタ。
4年目にはリーガで8ゴールという成績を残したが、2014年にユヴェントスへ完全移籍で加入。CLでの古巣相手の活躍などが評価され、2年後にレアルへ買い戻された。
ただ長続きはせず、一年でチェルシーへ。アトレティコを経て2020年には再びユヴェントスへローンで加入した。
昨季からはアトレティコへ復帰。今季はかつてないペースでゴールを挙げており、31歳にしてベストフォームを見せている。
シャビ・シモンズ(RBライプツィヒ)
買い戻したクラブ:PSG(フランス)
今季はローンでRBライプツィヒへ加入したシャビ・シモンズ。
久保建英と同じバルセロナのラ・マシア出身の選手であり、少年時代から高い知名度を誇っていた選手である。
16歳でPSGの下部組織へ移籍し、昨夏にはフリーでPSVへ放出された。すると母国でその才能が開花し、リーグ戦では19ゴールを記録。いきなりエールディビジ得点王に輝いた。
その市場価値が大きく上昇する中、今夏にPSGがオプションを発動。わずか400万ユーロという金額で買い戻し、一年でPSVを離れることとなった。
マルク・ククレジャ(チェルシー)
買い戻したクラブ:バルセロナ(スペイン)
ヘアスタイルが独特なククレジャ。若手時代はバルセロナでプレーしていたDFだが、当時は慌ただしいキャリアを過ごしていた。
2019年のオフにはエイバルに一度買い取られるもバルサに買い戻され、直後にヘタフェへのローンと、書類上とはいえ1ヶ月間に3つのクラブを渡り歩いた。
1年後にヘタフェが買い取ると、さらにその翌年に今度はブライトンへと加入。イングランドへ活躍の場を移した。
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昨季にチェルシーへ移籍し、DFとしては非常に高額な移籍金で注目を集めた。