最終盤に三笘が同点ゴールを呼び込むも、エヴァートン vs ブライトンは1-1の痛み分けに|プレミアリーグ

写真:終盤に同点ゴールを呼び込んだ三笘 ©Getty Images

現地時間11月4日、プレミアリーグ第11節のエヴァートン vs ブライトンの一戦がグディソン・パークで行われた。

ホームのエヴァートンは前節のウェストハム戦から2カ所を変更し、右サイドバックにはネイサン・パターソンに代えてアシュリー・ヤングが入り、中盤にはアマドゥ・オナナに代わりイドリッサ・ゲイェが入った。

一方のブライトンは前節は3バックを採用したものの、今節は4バックに。最終ラインは右からジョエル・フェルトマン、ヤン・ポール・ファン・ヘッケ、ルイス・ダンク、パスカル・グロスという並びに。三笘薫は左ウイングで先発を果たした。

試合を動かしたのは、序盤からチャンスを作ったエヴァートンだった。7分、左サイドからドワイト・マクニールがクロスを上げると、DFのフェルトマンに当たってニアサイドに。これにビタリー・マイコレンコがダイレクトで合わせると、シュートはブライトンのGKバルト・フェルブルッフェンが弾くも、こぼれ球に再びマイコレンコがシュートを放ちゴールを決めた。

出鼻をくじかれたブライトンも、すぐさま反撃に転ずる。15分、敵陣でFKを得るとグロスはゴール前へ鋭いボールを送る。これにダンクが左足でダイレクトボレーを放ちゴールネットを揺らす。しかし、このプレーにVARが介入し、オフサイドの判定が下されゴールは取り消されてしまう。

その後ゴールは生まれず、前半は1-0で終える。前半を通じて、ボールを保持するブライトンと奪ってからの鋭いカウンターでゴールを脅かすエヴァートンという構図は変わらず。ブライトンは80パーセント以上のポゼッションを記録したが、決定機の数はエヴァートンのほうが勝った。

後半に入っても膠着した展開が続く。67分には左サイドでボールを受けた三笘が深くまで切り込んで折り返し、こぼれ球に反応したグロスがシュートを放つも、これは枠を捉えられず。

一方のエヴァートンは75分、右サイドを駆け上がったジャック・ハリソンがクロスを上げると、相手DFに当たってボールはマクニールの元へ。マクニールは左足で狙いすましたシュートを放ったが、わずかにゴール右に外れる。

ブライトンはなかなか活路を見出せないでいたが、84分に三笘が左サイドでボールを持つと、キックフェイントでハリソンをかわし、左足でクロス。これがヤングに当たってコースが変わり、そのままゴールへと吸い込まれた。

その後はゴールは生まれず、試合はそのままホイッスルを迎え1-1のドローに終わった。
 

◉試合結果

エヴァートン 1-1 ブライトン

1-0 7分 ビタリー・マイコレンコ(エヴァートン)
1-1 84分 OG アシュリー・ヤング(ブライトン)

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