宇都宮で色づく並木、行き交う列車 紅葉のトンネル覗く黄色 LRT沿線にたくさんの見頃スポット フォーカスLRT元年⑤錦秋の沿線

色づいたケヤキ(左)とトチノキの並木の間を行き交うライトライン=4日午前11時40分、宇都宮市清原工業団地

 栃木県宇都宮市内の木々が色づき始め、次世代型路面電車(LRT)沿線でも錦秋が楽しめるようになった。

 同市清原工業団地にはケヤキとトチノキの並木があり、赤や黄色に染まっている。4日は並木の横をライトラインが行き交い、日差しに輝く葉に見入る乗客の姿が見られた。乗車した東京都日野市豊田3丁目、会社員大塚賢太(おおつかけんた)さん(38)は「実家が芳賀町にある。並木の紅葉がきれい」と話した。

 沿線にはこのほか、カツラなどがあるJR宇都宮駅東口、イチョウ並木がある宇都宮駅東公園、ケヤキなどがある芳賀町下高根沢の「かしの森公園」といった紅葉スポットがある。

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