佐々木蔵之介 VS なにわ男子・高橋恭平「マイホームヒーロー」第3話、手に汗握る展開に興奮の声が続々

MBS・TBSのドラマイズム「マイホームヒーロー」(MBS=火曜深夜0:59、TBS=火曜深夜1:28)の第3話が放送され、ハラハラドキドキの連続の展開が、さまざまな反響を呼んでいる。

佐々木蔵之介が主演を務める「マイホームヒーロー」は、2017年から「ヤングマガジン」で連載をスタートし、現在も連載中の原作・山川直輝氏&漫画・朝基まさし氏によるコミックが原作。累計330万部を突破した人気作だ。

ある日、娘を守るために娘の彼氏を殺害して殺人犯になった一家の父が、家族と共に冷徹で残忍な“闇社会の犯罪組織”と闘うさまを描き出すノンストップファミリーサスペンス。推理小説オタクのごく普通のお父・鳥栖哲雄を佐々木、夫の秘密を守り支える妻・歌仙を木村多江、何も知らない娘・零花を齋藤飛鳥、半グレ組織のメンバー・間島恭一を高橋恭平(なにわ男子)が演じている。

第3話にして、主人公・哲雄が絶体絶命の大ピンチい陥り、手に汗握る心理戦にSNSでは「いや、怖いのよ…」「ハラハラドキドキでぐるじぃぃぃ」「30分なのマジもったいない。でもこれが1時間も続いたら心臓もたない気もする。緊張しっぱなし」「原作読んでいて展開を知っているのにドキドキするし面白い。天才神描写過ぎる」などの興奮の声が相次いだ。

愛する一人娘・零花の身を守るため、半グレのDV彼氏・麻取延人(内藤秀一郎)を殺害してしまった哲雄。その事実を知った妻・歌仙と協力し、完全犯罪をもくろむが、半グレ組織のメンバーである恭一は、哲雄に疑惑の目を向け続ける。そして、頭の切れる恭一が、哲雄を拉致監禁。夫婦を拷問にかける。

大好きなミステリー小説から得た知識をフル活用し、妻・歌仙と共に延人の死体解体作業をほとんど終わらせた哲雄だが、おびえと恐怖が心を支配し、仕事をしていても周囲の人々の視線が気になって仕方がない。そんな中、帰路を急いでいると、突然頭に袋をかぶせられ、ワゴン車に押し込まれる。パニックに陥る哲雄だったが、ナイフを首元に突きつけ「鳥栖哲雄…。お前、何か隠しているだろ?」とすごんでくる声から、恭一ら半グレ集団の仕業だと確信する。あえてのらりくらりと会話を交わし、延人失踪の背景には零花のストーカーが関係しているとの情報を与える。

零花のストーカーとは、恭一ら半グレ集団の目をあざむくために、哲雄が用意したカムフラージュだ。零花の周辺を調べ尽くしている恭一から「ストーカーなどいない」と断言され一瞬たじろぐも、哲雄は「“鈴木”と名乗る探偵を雇って調べさせた」と訴える。

恭一はその名に覚えが。延人と連絡がつかず、零花の部屋に踏み込んだ際に、清掃員の格好をして「出張サービスの鈴木」と名乗ったあの男だ。それがまさか哲雄であったという事実を知らない恭一は、その話が真実なのかうそなのか判断できず、頭を悩ませる。このまさかの伏線回収に「ちょっとした笑いどころだと思っていたシーンが伏線になっていることを知り驚き」と膝を打つ視聴者も多くいたようだ。

恭一は、上からの指示である延人捜索のタイムリミットまで時間がないことに焦りを募らせ、哲雄を怪しい倉庫に監禁。妻・歌仙と電話をつなぐ。実は、哲雄の自宅に半グレ仲間を先回りさせ、歌仙を束縛していたのだ。頭から袋をかぶされたままで状況の把握もおぼつかない哲雄の耳に聞こえてくるのは、愛する歌仙の悲痛な声だ。恭一は哲雄の会話内容と照らし合わせるように、歌仙に対して残酷な尋問を進める。原作漫画に忠実な、まさかの“顔面ラップフィルム拷問”描写は視聴者も驚く、原作をリスペクトした演出だった。

しかも次週放送の第4話では、哲雄と恭一がまさかの結託!? SNSでは、今後の展開に期待する書き込みが目立っている。

第3話は、TVerMBS動画イズム(地上波放送後、1週間の見逃し配信)、ディズニープラス(見放題独占配信)で配信中だ。

第4話。哲雄は大胆にも、恭一に「僕と組みませんか?」と提案する。金曜までに延人を捜し出さなければ、2人とも命はないのだ。ようやく家に戻った哲雄に、歌仙は安堵していた。一方、娘・零花は日に日に増えていく哲雄のけがを不審がりつつも、心配していた。哲雄は、1人ですべてやりきることを心に決める。“延人を見つけ出す”共闘関係となった哲雄と恭一は、延人のことを知っている女性・響(水上京香)が働くキャバクラへと向かう。しかし、そこにはあるわなが仕掛けられていた――。

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