中国船が領海侵入 尖閣周辺、計3隻に

 5日午前3時15分ごろ、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の船1隻が侵入した。領海内には4日に侵入した2隻がとどまっており、計3隻となった。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは5日連続で、今年37日目。

 第11管区海上保安本部(那覇)によると、新たに侵入した1隻は機関砲のようなものを搭載。3隻は日本漁船の動きに合わせて航行しており、領海から出るよう巡視船が警告した。

 領海外の接続水域では、別の中国船1隻も確認された。接続水域を含め、尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは93日連続となった。

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