システム変更不発ミラン、PK被弾でウディネーゼに今季初勝利献上【セリエA】

[写真:Getty Images]

ミランは4日、セリエA第11節でウディネーゼをホームに迎え、0-1で敗れた。

前節2点のリードを守れずナポリに引き分けた3位ミラン(勝ち点22)は、3日後にパリ・サンジェルマンとのリターンマッチを控える中、ジルーとヨビッチの2トップとする[4-4-2]でスタートした。

17位ウディネーゼ(勝ち点7)に対し、左サイドのレオンを起点に仕掛けたミランだったが、9分にピンチ。ミスパスの流れからショートカウンターを受け、ボックス内のパイエロにシュートを打たれたが、枠を外れて助かった。

その後もボールを握ったミランは25分、カラブリアのミドルシュートで牽制すれば、34分には右サイドのムサがカットインシュートでGKを強襲したが、全体的に攻撃のテンポは上がらず0-0で前半を終えた。

迎えた後半、低調だったヨビッチに代えてオカフォーを投入したミランは開始3分、ジルーのポストプレーを起点に、オカフォーのラストパスを受けたラインデルスに決定機。しかしチップキックシュートは枠を捉えきれなかった。

すると60分、ラインデルスがエボセレをボックス内で倒したプレーが厳しい判定ながらPKとなり、これをR・ペレイラに決められてしまう。

さらに70分にはCKからサクセスに決定的なヘディングシュートを許してヒヤリとした中、GKメニャンがセーブして凌ぐと、90分には同点の絶好機。レオンの左クロスからジルーの肩に当たったボールがゴールに向かったが、GKシルベストリのファインセーブに阻まれた。

さらに追加タイム4分のフロレンツィのボレーもGKシルベストリに阻まれ、ウノゼロ敗戦。ウディネーゼに今季初勝利を献上し、公式戦4試合勝ちなしとなった。

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